SUNTECH POWER JAPANニュースレター Vol.15 (年末特別号)

2017年12月22日

1.サンテックパワージャパンの2017年を振り返る

サンテックパワージャパンとしては、「創業50周年」 という節目の年となった2017年。改めて、この1年を振り返りたいと思います。

2月

住宅用 太陽光発電システム 新製品発売(LINK

サンテックパワージャパンは、長期信頼性を重視した住宅用太陽光発電システムの新製品を発売いたしました。拡大するゼロエネルギーハウス市場のニーズに応える耐久性を重視した太陽光発電システムです。

  • 新モジュール290W、230W:出力許容公差が「+5W」から「+5%」となり、より高い出力値を保証
  • 新パワーコンディショナ:価格を抑えた2機種をラインナップに追加

3月

PV Expo 2017に出展
  • 「太陽光+α(プラスアルファ)」のコンセプトのもと、「住宅向け」・「産業向け」の2つの大きなテーマに分けて展示いたしました。中央に設置した大きな模擬屋根が好評でした。
    サンテックパワージャパンブース(パノラマ写真)

4月

O&Mサービス LIXIL様の2サイトを受注 ~初の「他社開発案件」として~(LINK

サンテックパワージャパンのO&M事業部が、株式会社LIXIL様が開発した大規模メガソーラー2サイトのO&Mサービスを受注いたしました。自社グループ開発以外のメガソーラーに対するO&Mサービスの提供は初となります。

  • LIXIL有明SOLARPOWER(3.75MW)
  • LIXIL須賀川SOLARPOWER(6.35MW)
LIXIL有明SOLARPOWER
LIXIL須賀川SOLARPOWER

5月

O&M事業部 初の「他社製モジュール」の発電所でサービス開始

サンテックパワージャパンのO&M事業部が、新たに3つのO&Mサービス契約を獲得いたしました。モジュールメーカーとして30年以上にわたる保守実績やノウハウを高く評価いただきました。

  • 千葉県千葉市(低圧17区画全体) 発電容量:853.74kW (5月に契約)
  • 北海道苫小牧市 発電容量:1,554kW (8月に契約)
  • 長野県佐久市 発電容量:1,209.6kW (9月に契約)
千葉緑区太陽光発電所
苫小牧太陽光発電所
佐久市志賀太陽光発電所

6月

産業・住宅向け全国アフターサポートを強化 ~(LINK

サンテックパワージャパンは、船井サービス株式会社との間で、住宅および産業用太陽光発電システムのアフターサポートに関する業務提携をいたしました。この業務提携により、サンテックパワージャパンの住宅および産業用太陽光発電システムのユーザーに対するアフターサポートが強化されます。全国のアフターサービス拠点はこれまでの116拠点から160拠点へと拡大いたします。

7月

創業50周年記念イベント開催 ~メディア向けに事業戦略を発表~(LINK

7月28日に都内ホテルにて、創業50周年を記念して戦略記者発表会を開催。「100年企業」を目指す事業戦略を発表いたしました。

8月

産業用太陽電池モジュール 新製品登場(LINK

メガソーラーなどの大規模発電設備や工場屋根・商業施設など、非住宅向け太陽電池モジュールの新製品2製品を発売いたしました。

  • 産業用多結晶セルの2製品:325W(大型タイプ)、275W(標準タイプ)が新登場
  • 集電性能を高める5本バスバーセルを採用しモジュールの出力を向上

10月

佐賀市天山に太陽光発電所が完成 ~佐賀市の遊休地を活用~(LINK

10月3日、当社が開発に携わったサンテックパワー佐賀天山太陽光発電所が完成し、竣工式を開催いたしました。

  • 佐賀市から20年間の契約で土地を借り受け、40円/キロワット時で九州電力に売電
  • 発電所の保守管理業務(O&M)はサンテックパワージャパンが実施

11月

産業用発電量シミュレーションがバージョンアップ ~サンテックパワーWebサイト~

従来に比べ、シミュレーションができる地域が増え、より精度が向上いたしました。

産業用発電量シミュレーション

2.出張授業レポート

12月15日、当社が会員になっている「自然エネルギー佐久地域協議会」が実施する出張授業に参加いたしました。
長野県佐久市内の小学4年生の理科の授業にて、自然エネルギーや太陽光発電の大切さについて授業を行いました。いつもながら、「太陽光発電」VS「人力発電」の模型電車による競争は大いに盛り上がりました。

模型電車の競争で盛り上がる児童たち

3.取締役社長 ガオ・ジャンよりご挨拶

取締役社長 ガオ・ジャン

本年、弊社は前身企業である株式会社MSKの創立から50周年という大きな節目の年を迎え、7月には祝賀会も開催いたしました。ご支援いただきました関係各社の皆様には、この場を借りて心より御礼申し上げます。そしてこれから先は、次の50年を見つめ、「100年企業」を目指し、これまで蓄積した太陽光発電システム開発販売の長い実績と技術力、順風グループの世界での実績を礎に、2016年に打ち出した「太陽光+α(プラスアルファ)」の事業戦略をさらに強化してまいります。

具体的には、ポストFIT時代を見据えた4つの事業戦略を立てています。

  • 一つ目は「太陽光発電システムの開発」です。耐久性に優れた太陽光パネルはもちろん、自家消費時代に向けた蓄電システムの開発・提案を加速します。また、日本全国をカバーするサポート体制をさらに強化し、信頼性を高めてまいります。
  • 二つ目は「太陽光発電所開発の強化」です。ポストFIT時代を見据えた発電所開発には性能面の向上に加えて、低コスト化が求められます。順風グループがもつ世界市場での経験、弊社がもつ日本国内での経験を活かし、健全で持続可能な発電所開発を強化します。
  • 三つ目は「O&Mサービス事業の強化」です。今春に施行された改正FIT法では、太陽光発電所の保守管理が義務化され、より健全な運用が求められるようになりました。弊社は遠隔監視の機能を増強し、24時間体制でお客様の発電所を監視します。同時に、モジュールメーカーとして培った35年以上の保守実績を活用し、O&Mサービス事業を一層加速してまいります。
  • 四つ目は「再生可能エネルギーのトータルソリューションの開発」です。再エネ新時代に向けて太陽光発電を中心に、クリーンエネルギーのトータルソリューションプロバイダーを目指します。

最後になりましたが、本年も格別のご高配を賜り、改めてお礼申し上げます。来年も、より一層のご支援、お引立てを賜りますようお願い申し上げます。

【編集後記】50年という歳月の「重み」

2017年に50周年を迎えたものを検索すると、リカちゃん人形や人生ゲーム、チョコボール、ゴマ油、代々木公園、などなど、様々なものがあることにあらためて驚かされます。知名度では左記のものに遠く及びませんが、当社も7月31日に創業50周年を迎え、社内外に対して感謝をすると同時に、50年という歳月の「重み」を再認識しました。これまでに開発・販売した製品の数々、蓄積された技術ノウハウ、ご購入いただいた様々なお客様、ご支援いただいたパートナー企業との長いお付き合いの歴史などは、当社にとってかけがえのない貴重な歳月の「重み」です。
2018年以降、これから先の50年を見据え、「100年企業」を目指すことを宣言しましたが、過去の蓄積とお客様・パートナー企業様との歴史を活かしつつ、さらに「重み」を増す歳月に気を引き締めなければと思います。2018年は2月の末に開催されるPV Expoが最初の大きなイベントです。これから先の50年を見据える大切な最初の1年の一番大きな発表の場として、期待に応える製品や、プラスアルファのソリューションをご紹介する予定です。今後ともよろしくお願いいたします。(マーケティンググループ)

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